沖縄県内外でホテルや旅館を運営するカトープレジャーグループ（東京都、加藤友康CEO）傘下の「IMDアライアンス」（福岡市、麻生宏CEO）が、2019年初めをめどに、読谷村長浜に4階建て全54室の分譲型リゾートホテルをオープンします。投資額は約30億円。運営はKPGホテル＆リゾート（長崎市、田中正男社長兼COO）が担う。今秋にも各部屋のオーナーを募ります。
オーナーは安値で宿泊可能。宿泊しない日は客室として貸し出すことで、宿泊費の一部を受け取れる。1部屋当たりの広さは50～70平方メートルで全てバルコニー付き。販売額は4千万～8千万円で調整しています。照明や家具にこだわって高級感を演出し、大人向けの滞在型リゾートにしています。敷地面積は約4300平方メートルです。
ホテルの運営益をオーナーに還元する「ペイバックシステム」は、カトープレジャーグループが恩納村冨着のカフーリゾートフチャク コンド・ホテルのアネックス棟（84室）で導入済みです。
カトープレジャーグループとしては県内2件目となります。同グループは県内で複数のホテルを計画しており、田中社長は「県内で運営する客室を20年までに、現在の633室から千室以上に増やす」とコメントしました。