「株式会社カトープレジャーグループ」といえば、公共リゾートやスパその他レジャー事業の開発、飲食店やホテル等を運営する企業として、知る人ぞ知る存在ですが、その業態開発力は注目すべきものがあります。
その一つとして、店舗のスペックを画一化しないことが挙げられるでしょう。その理由には一つの店舗を開発するにあたり、その土地の持つ特徴や歴史、市場としての状況をこと細かく調査し、その場所にもっとも適したコンセプトを与え、プランニングすることが重要と考えているからだと思われます。
運営店舗はそれぞれ規模も大小ありますし、ユーザー層も違えば客単価も差があります。そういった事業運営としての沢山の要素がそれぞれ異なる、という点を踏まえて事業展開を行っていることが、カトープレジャー独自の戦略でありノウハウであるということが言えます。
カトープレジャーではグループ内で、それぞれが持つ技術や人材などの様々な情報を共有できるようにし、連携しあう事によってその価値を最大限に高めるような体制を組んでいるようです。それによりひとつの事業形態であれば不可能な、情報力と対応力を備えることが可能となり、それがグループ全体の収益向上と発展に寄与している事は間違いありません。
カトープレジャーグループのように、事業クライアントの収益と満足、顧客が満足できる施設やサービス作り、また自社の社員がやりがいを持って臨める企業体制作り、その3本の柱を意識した企業が今後も増えていくことを願ってやみません。