「日光 ふふ」(仮称)が、2019年秋に開業

2015年にヒューリック株式会社と設立した合弁会社 KHリゾートマネジメントは、現在運営を行っている「熱海 ふふ」・「箱根・翠松園」に続き、2019年秋に「日光 ふふ(仮称)」を開業します。

建設予定地は東武鉄道の所有地で、世界遺産「日光の社寺」へ徒歩圏内の立地です。全22室に天然温泉の露天風呂を備えたスイートルーム仕様となっています。

計画では、日光田母沢御用邸記念公園に隣接し、敷地面積は約1万4000平方メートル、延べ床面積は約3000平方メートルです。客室は全て50平方メートルを確保し、皇室ゆかりの歴史と伝統ある立地が特徴となっています。

田母沢御用邸付属邸は1914(大正3)年に建設されました。後に東武鉄道傘下となる日光国立公園観光が48年に国から買い取り、宿泊施設や博物館を運営していました。改築を経て、06年まで日光田母沢ホテルとして利用されていました。

東武鉄道は、金谷ホテルを傘下に収めたほか、奥日光で高級ホテル「ザ・リッツ・カールトン」の開業や蒸気機関車(SL)運行を計画するなど、日光地域の観光開発に力を入れています。